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F1第10戦ドイツGP予選、詳細レポート

2012年07月21日(土)22:48 pm

2012年F1第10戦ドイツGPが7月21日(土)、ホッケンハイムリンク(1周/4.574km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)から行われた予選でフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。

予選開始の天候は曇り、気温17℃、路面温度は25℃。予選Q1は20分間で戦われ、18番手から24番手のドライバーがここで予選を終える。セッション中に雨が降る可能性もあるため、多くのドライバーがセッション開始と同時にコースインし、雨が降る前にタイムを出そうとしていた。各車が1回目の走行を終えた段階では、HRT勢、マルシャ勢、ケーターハム勢とニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)が脱落する順位になっている。

その後、ヒュルケンベルグがタイムを更新すると、最終的にはジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)が脱落する位置に。結局、新規3チームとベルニュがここで脱落することになった。また、セッション終了の数分前から小雨が降り始めた。Q1で予選を終えた18番手から24番手は以下のとおり。

18番手ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)、19番手ヘイキ・コバライネン(ケーターハム)、20番手ビタリー・ペトロフ(ケーターハム)21番手シャルル・ピック(マルシャ)、22番手ティモ・グロック(マルシャ)、23番手ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)、24番手ナレイン・カーティケヤンカーティケヤン(HRT)。

Q1のトップ5は、キミ・ライコネン(ロータス)、セルジオ・ペレス(ザウバー)、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、パストール・マルドナード(ウィリアムズ)だった。

予選Q2は15分間で戦われ、11番手から17番手のドライバーがここで脱落する。Q2開始までの間に雨が強まったたため、セッション開始と同時に全車がコースイン。全車が路面の水量が少ないとき向けの雨用タイヤ、インターミディエイトを装着しているが、セッション中にも雨は強くなっている。

残り約5分になったところで、まずはニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が路面の水量が多いとき向け雨用タイヤ。その後も雨は強くなりつづけたため、結局は多くのドライバーがインターミディエイトへ交換した。この時点で可夢偉は脱落する順位におり、その後さらに路面のコンディションが悪くなったことから、終盤になってから順位を上げることはできなかった。Q2で予選を終えた11番手から17番手は以下のとおり。

11番手ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)、12番手セルジオ・ペレス(ザウバー)、13番手小林可夢偉(ザウバー)、14番手フェリペ・マッサ(フェラーリ)、15番手ロメ・グロジャン(ロータス)、16番手ブルーノ・セナ(ウィリアムズ)、17番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)。

Q2のトップ5は、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)だった。

予選Q3は10分間で戦われ、ここでポールポジションが決定する。このセッションでも、雨が降り続けており、各車ともウエットタイヤでコースイン。各車が走行することで路面の水量も減っていき、周回を重ねるごとにタイムが向上していく展開に。

次々にトップタイムが更新されていく中、残り数秒になったところでアロンソがトップタイムを更新しながら最終アタックへ突入。結局、このアロンソのタイムを誰も破ることができず、アロンソが2連続となるポールポジション獲得を果たした。Q3の結果は以下のとおり。

1番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、2番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、3番手マーク・ウェバー(レッドブル)、4番手ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)、5番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、6番手パストール・マルドナード(ウィリアムズ)、7番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、8番手ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、9番手ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、10番手キミ・ライコネン(ロータス)。

【結果】F1第10戦ドイツGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第10戦ドイツGP予選の結果

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