マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がF1を席巻している今、F1にとって「少し危険」だ。毎年モントリオールで開催されるカナダGPのプロモーター、フランソワ・デュモンティエはそう懸念する。
●更新後の結果:【2024F1第6戦マイアミGP】レースの結果、タイム差、周回数/スケジュール・全セッションの結果
マイアミではマクラーレンのランド・ノリスが優勝したかもしれないが、今週末のレースでもフェルスタッペンがスプリントレースと2回の予選の3つを制していた。
「長期的に見れば、平均的なレースファンにとっては、熱狂的なフェルスタッペン・ファンでない限り、今は関心が薄れてきている」とマイアミGPを訪れたデュモンティエは『Le Journal de Montreal(ル・ジャーナル・ドゥ・モントリオール)』紙に語った。
「スタートを見てから芝刈りに行き、レース終了前にテレビの前に戻ってきたというファンが何人いるだろうか?このスポーツにとって、それは少し危険なことだ」
しかしデュモンティエは、現在のような予測不可能な状況でもカナダGPは成功し続けていると主張した。
「我々はF1とそのチームにとって良い観客と良いファンを持っている。カナダ人ドライバーがF1でレースをしていなかった時でさえ、グランプリは人気は衰えなかった」。