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ニュルブルクリンクを救うためなら何でもするとF1ボス

2012年07月21日(土)13:51 pm

F1最高責任者であるバーニー・エクレストンが、ニュルブルクリンクをF1カレンダーにとどめるため、できることは何でもすると語っている。

現在、ホッケンハイムと隔年でF1ドイツGPを交互開催しているニュルブルクリンクが倒産手続きに入ったことで、今後ドイツGPは2年に1度だけホッケンハイムで開催されることになるのではないかとの懸念がある。

だが、ドイツのメディアが18日(水)に伝えたところによれば、エクレストンが2013年の開催権料の支払い免除をニュルブルクリンクに申し出たようだ。エクレストンが示した条件は「コストはすべて持つが、そのかわり売上金もすべて請求する」ことだという。

ニュルブルクリンクの広報担当者も、これらの報道は間違いないことを認めている。

さらに、『Rhein Seating(ライン・ツァイトゥング)』紙は、当局にこの契約を承認してもらうには「時間的余裕はない」と懸念するニュルブルクリンク職員のコメントを紹介した。

その記事によれば、ニュルブルクリンクの職員であるカエ・リヒターとヨルグ・リンドナーは、その契約について12日(木)にロンドンでエクレストンと交渉を行ったという。

これに関し、エクレストンは『Auto Bild(アウト・ビルト)』へ次のように述べている。

「われわれはドイツGPを商業的に実現可能なものとして(F1カレンダーに)残すためならどのようなことでもやるし、ホッケンハイムとニュルブルクリンクに残ってほしいね」

だが、エクレストンはニュルブルクリンクがF1カレンダーから外れてしまうというリスクがあることも認め、次のように締めくくった。

「もし、(ニュルブルクリンクでの開催が)できないということになれば、ホッケンハイムで開催できないかどうか、彼らと話をすることになるだろうね」

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