フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)と、ジェンソン・バトン(マクラーレン)が、2013年F1序盤戦の苦戦を予想している。
昨年はテストからペースの遅さが指摘されていたフェラーリ。しかし今年は順調なテストスタートになり、ドライバーのフェリペ・マッサが昨年とは「別次元」と語るほどだった。
しかしアロンソによると、フェラーリの2013年型車F138は「トップチームと比べて、ややペースが劣る」ようだ。
マクラーレンのバトンもまた、新車MP4-28の「ペースは期待したほどではない」と語っている。
開幕前合同テストの結果から、4連覇を目指すレッドブルと、ロータスを有力視する声が高まったが、バトンが注目するチームはもう1つある。
「ほかのチームよりも安定感のある走りをしているチームは、メルセデスAMGだ」と話すバトン。ミハエル・シューマッハが引退し、ニコ・ロズベルグとマクラーレンを離れたルイス・ハミルトンの所属チームを警戒している。