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F1スーパーライセンス料値上げ

レースドライバーはF1を戦う際、統括団体FIA（国際自動車連盟）発行の「スーパーライセンス」が必要だ。その料金が値上げされると、『The Times（タイムズ）』紙が報じている。

先のアブダビGPで各チームは、2013年シーズンのエントリー料が大幅に上がることをFIAの通告で知った。

『タイムズ』紙のケビン・イーソン記者によると、チームランキングのコンストラクターズ選手権でトップのレッドブルは、300万ドル（約2億4,000万円）以上のエントリー料をFIAに収めることとなる。さらに、ランキング最下位のHRTでさえ基本料金の値上げに泣くのだ。

イーソン記者は、次のように記している。「トッド（ジャン・トッド／FIA会長）はFIAの金庫を札束で満たすことに一生懸命だ。その増額は実に4,000万ドル（約32億円）に及ぶと思われる」

イーソン記者によると、F1ドライバーのスーパーライセンス料も値上げされる予定で、それも「相当なアップ」になるという。

2009年に旧ブラウンGP（現メルセデスAMG）でチャンピオンとなったジェンソン・バトン（マクラーレン）はその年、20万ドル（約1,600万円）のライセンス料を払ったとされる。イーソン記者は、「その倍額」が今季王者の財布から消えると予想している。