来年6月にはF1へのタイヤ供給を継続するか否かを決定する。ピレリのモータースポーツ責任者を務めるポール・ヘンベリーが明かした。
2011年からF1に参戦しているピレリ。来シーズンで契約が切れることから、その後の動向に注目が集まっている状況だ。
この件に関して、ヘンベリーはブラジル紙『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』に対して口を開いた。
「契約を更新するかどうかは、(2013年の)6月に決定する」
「原則的には参加し続けるだろう。技術面と商業面の両方において、設定目標は達成したからね。それに加えて、社会全体に対しても良い影響を与えることができたと思っている」
「そうは言っても、2014年からのF1(のルール)をより深く理解する必要があることは間違いない」
FIA(国際自動車連盟)が画策する新たなタイヤメーカー参戦に関してどう思うかとの質問に対しては、ヘンベリーはこう答えている。
「なぜ反対する必要がある? F1にとってこれは非常に良いことだろう」
「だが何よりもまずしなければならないのは、ルールを理解することだ」
なおF1の最高責任者バーニー・エクレストンはピレリの残留を望んでいるようで、こう述べている。
「それ(タイヤ)は非常に重要な要素だ。ピレリはよくやっている。興奮するようなレースになっていると思わないかい?」