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フェリペ・マッサ、解雇説は「全く気にしていない」

2012年03月22日(木)21:23 pm

シーズン中にもフェラーリを解雇されるのではないかと報じられているフェリペ・マッサが、解雇報道は気にしていないと語った。

2008年は最終戦までタイトルを争ったマッサだが、翌2009年のハンガリーGP予選中、他車から脱落したパーツがヘルメットに激突し、頭がい骨を折る重傷を負った。マッサは2010年開幕戦からF1へ復帰したものの、復帰後は不振が続き、フェラーリとの契約が切れる今年は正念場になるとみられていた。

しかし、先週末に行われた開幕戦オーストラリアGPでもマッサが輝きを見せることはなく、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』誌はマッサとイタリア人ドライバーのヤルノ・トゥルーリを交代させるよう訴えた。また、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙は、フェラーリがシーズン中のマッサ解雇を検討していると報じている。

これに対しマッサは、第2戦の舞台マレーシアで次のように語った。

「イタリアのメディアが僕に厳しいって? 正直言って、そんなことは全く気にしていない」

「他人が僕についてどう考えているか、何と言っているかを気にして走ったことなんてないよ。クルマの中でベストを尽くすことを考えて、自分の仕事をするだけさ」

「2008年のマレーシアでは、その前のオーストラリアGPでリタイアして、マレーシアでもリタイアだったから、みんな僕がフェラーリから放出されると言っていた。でも、2008年は僕にとって最高のシーズンになったんだ」

「ものごとはすぐに変わってしまう。たった1日でね。僕が気にするのは、冬のテストで知っているクルマに仕上げることだ」

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