フェルナンド・アロンソが、昨年通算6回目となるF1ドライバーズタイトルを獲得したルイス・ハミルトンに関し、もし最強マシンであるメルセデスに乗っていなければ今のようなライフスタイルを謳歌することはできていなかったはずだと語った。
現在、F1通算最多ドライバーズタイトル獲得記録はミハエル・シューマッハが持つ7回だ。アロンソはハミルトンが2020年にその記録に並ぶ可能性は十分にあると考えている。
ダカール・ラリーに参戦中のアロンソは、イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に「ハミルトンは7回目(のF1ドライバーズタイトル)を勝ち取ることができるよ」と語ると、ハミルトンとシューマッハを比較しながら次のように続けた。
「彼らは違う性格を持っている」
「彼らはどちらもクルマによって圧勝することができた。それによって彼らはF1以外の部分でもやりたいことができたんだ」
「ミハエルの方がより規律的で心構えもあった。彼の方がチームの勢いに大きく関与していたよ」
2005年と2006年のF1チャンピオンであるアロンソはそう語ると次のように付け加えた。
「ルイスにはそれとは異なる性格とライフスタイルがあるけれど、もし彼が普通のF1マシンに乗っていたらそれは許されなかっただろうね。彼のボスがそれを喜ばなかったと思うよ」