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【F1日本GP特集】史上最年少の3連覇なるか? セバスチャン・ベッテル

2012年10月01日(月)18:07 pm

圧倒的な速さを見せつけて、2010年から2年連続でF1チャンピオンに輝いているセバスチャン・ベッテルとレッドブル。今季は苦しい戦いが続いたが、ここへきてランキング2位へ浮上。F1史上最年少での3連覇を目指している。

レッドブルの育成ドライバーとしてキャリアを進めたベッテルは、2007年にレンタル移籍で控えドライバーを務めていたBMWザウバーでF1デビュー。このレースでベッテルは入賞してポイントを獲得し、F1の最年少入賞記録を塗り替えた。その後、レッドブルの兄弟チームであるトロ・ロッソへ移籍すると、2008年には初優勝を記録してF1の最年少優勝記録を更新した。

2009年にはレッドブルへ移籍し、2010年にF1王者となる。この年は、トラブルに泣かされることや、自身のミス、チームメートであるマーク・ウェバーとのいざこざを乗り越えてのタイトル獲得だった。しかし、この経験がベッテルを成長させ、2011年には「速さ」だけではなく「強さ」も身につけ、日本GPでタイトルを確定。史上最年少でのF1連覇記録を更新した。

だが、今季は開幕からの7戦で7人の勝者が誕生する中で苦戦。トップを快走しながら、トラブルのためリタイアするという苦汁もなめたこともあったが、前戦シンガポールGPに優勝したことでランキング2位に浮上。ランキング首位のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)とは29ポイント差。レース優勝で獲得できるポイント数が25、残りのレース数が日本GPを含めて6戦であることを考えれば、ベッテルのタイトル獲得もまだ可能と言えるだろう。

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