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【F1日本GP特集】鈴鹿サーキット、コース紹介

2012年10月01日(月)18:49 pm

鈴鹿サーキットは、1962年に日本で初の本格的レーシングコースとして誕生したサーキット。日本でのF1初開催は富士スピードウェイだったが、中断していたF1日本GPを1987年に復活させ、それ以後、ほぼ毎年F1日本GPを開催している。

世界的にも珍しい、立体交差のある8の字形のレイアウトになっており、低速コーナーから高速コーナーまで多様なコーナーがある。そのため、F1サーキットの中でも攻略が難しいサーキットとして知られており、鈴鹿をお気に入りのサーキットと語るドライバーも多い。近年は、8コーナー、9コーナーの「デグナー」でコースオフする場面が多く見られる。

2009年には、コース前半の東コースだけ路面が再舗装され、路面グリップの違いからデグナーでのコースオフが増えた。しかし、今年は残りの西コースも路面が再舗装されている。

鈴鹿は、コース上での追い抜きが見られるコースでもある。最も大きなチャンスになるのは、コース終盤にあるシケインだが、1コーナーでも追い抜きを見られることがある。2010年の日本GPでは、ザウバーの小林可夢偉がヘアピンで何度も追い抜きを見せ、ファンを沸かせていた。

また、鈴鹿は天候が変わりやすいことでも知られる。2004年には台風の影響でレーススケジュールが変更されたほか、2010年にも大雨の影響でレーススケジュールが変更されていた。今年も台風19号が発生し、週の後半に小笠原諸島付近へ接近するとみられている。台風の進路次第では、日本GPへの影響も懸念されるため、特に現地で観戦予定の方は天気予報をチェックした方が良さそうだ。

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