このほどドイツの『Speed Week(スピードウィーク)』が報じたところによれば、2023年シーズンいっぱいでザウバーとの関係に終止符を打つことになっているアルファロメオが、2024年からハースと手を組むことが確実になったという。
■ザウバーとの契約は今季限りで終了するアルファロメオ
イタリアの名門自動車会社であるアルファロメオは、これまでスイスに拠点を構えるザウバーとネーミングライツ契約を結んでいた。
だが、ザウバーは2026年からエンジンサプライヤーとしてF1参戦するドイツのアウディと提携することが決まっており、それに向けてアルファロメオとザウバーの契約が2023年シーズンいっぱいで解除することが2022年8月に発表されていた。
だが、アルファロメオのジャン・フィリップ・インパラートCEOはF1へ残留することを望んでおり、今年2月にはその可能性を探っていくつもりだと語っていた。
■2024年にはハースのフェラーリエンジンにアルファロメオのバッジ
そして、アルファロメオはザウバー同様フェラーリエンジンで戦っているハースとコラボすることで、その名称をF1に留めることになったようだ。
アルファロメオはハースが搭載するフェラーリエンジンのネーミングライツを取得することになるという。つまり、2024年からハースが搭載するフェラーリ製エンジンにはアルファロメオのバッジが施され、チームは“ハース・アルファロメオ”と呼ばれることになるようだ。
『Speed Week(スピードウィーク)』によれば、これは9月3日(日)に決勝が開催される2023年F1第15戦イタリアGPの週末に正式に発表されることになるという。