今後のレースでは力関係に変化が生じ、シーズン序盤とは異なる順列となるレースも増えるだろうとカルロス・サインツ(フェラーリ)は予測しているが、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)も同じ意見のようだ。
第9戦カナダGPまでは8戦中6戦で表彰台に上るという安定した強さを示していたアストンマーティンのフェルナンド・アロンソだが、その後のオーストリアGPとイギリスGPでは2戦連続で表彰台に手が届かず、マクラーレンにも先行を許す展開となっている。
「ライバルたちは非常によくやっているよ。彼らは改善をもたらした。それに、この新構造のタイヤを使ったのは初めてだったし、それについても調査する必要があるかもしれないね」
シルバーストンでのイギリスGP決勝を7位で終えた41歳のアロンソはそう語ると、次のように語った。
「だけど、僕たちは最初の9レースでとてもうまくやった。そして、次の11レースでは誰がうまくやるのかが見えてくるだろう」。