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【レッドブル】マシン開発の手を緩めず 次戦F1ハンガリーGPにも改良パーツ投入

2023年07月10日(月)20:39 pm

先週末にシルバーストン・サーキットで開催された2023年F1第11戦イギリスGPではドライバーズタイトル3連覇を目指すマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が決勝スタートでランド・ノリス(マクラーレン)に順位を奪われるという光景も見られたものの、その後難なくトップの位置を奪い返し、最終的にはポール・トゥ・ウィンで今季通算8勝目をあげた。

ランキングトップに位置しているフェルスタッペンと、2番手につけているチームメートのセルジオ・ペレスとの差はすでに99ポイントにも開いており、今後よほどのことがない限り、フェルスタッペンが今年も栄冠を手にすることになるのはほぼ間違いないだろう。

■シルバーストンではタイヤのオーバーヒートが発生していた

しかし、レッドブルに今後に向けた懸念材料が全くないというわけでもなさそうだ。

「最後にはタイヤがオーバーヒートしてしまったんだ」

52周で争われたイギリスGP決勝に言及しながらそう語ったレッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は、次のように付け加えている。

「ハミルトンほどひどくはなかったが、あと5周もあればノリスに追いつかれていただろうね」

実際のところ、ライバルたちが改善を見せてきているとは言え、それでもまだフェルスタッペンの圧倒的とも言えるパフォーマンスに追いつくのはかなり困難な課題だと言えるだろう。

■ハンガロリンクでもアップデート投入

そうした中でも、レッドブルはマシン改良の手を緩めず、次戦ハンガリーGP(23日決勝)にも改良パーツを持ち込むことにしているようだ。

「ハンガリーは全く違うサーキットだよ」

通算3回目のドライバーズタイトル獲得に一歩一歩近づいている25歳のフェルスタッペンは、高速サーキットのシルバーストンとは違い、低中速コーナーが大部分を占めるハンガロリンクに言及しながらそう語ると、次のように付け加えている。

「僕たちはそこでマシンにいくつかアップグレードを施す予定だし、それらがうまく機能するといいんだけれどね」

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