2023年F1第11戦イギリスGP(シルバーストーン)の決勝レースが行われ、優勝はポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が6連勝で今季8勝目を飾った。
今季開幕戦から10連勝のレッドブルは、昨年の最終戦からは11連勝を飾り、1988年にアイルトン・セナとアラン・プロストが圧倒的な強さを見せたマクラーレン・ホンダに並ぶ偉大な大記録を達成した。
●【2023F1第11戦イギリスGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■クリスチャン・ホーナー代表(レッドブル・レーシング)
スターティンググリッド:ポールポジション、15番グリッド
決勝レース:優勝、6位
「チームにとって2012年以来となるイギリスGPでの勝利は、マックスにとってシルバーストーンで2勝目、そして我々にとっては11連勝目となり、非常に特別な勝利となった。しかし、課題がないわけではない」
「ミディアムハードのレースになると予想していたが、ジョージ(ラッセル/メルセデス)のソフトでのパフォーマンスを見て、戦略を検討し始めた。そして残り4分の1でセーフティカーが導入されたとき、ソフトタイヤはマックスにDRSの効果を避ける絶好のチャンスだと考え、彼はあっという間に集団との差を2秒に広げた。そこからは残りのレースをマネージメントしていくことになったが、今回もマックスは十二分に力を発揮してくれた」
「同様に、チェコも今日は絶好調だった。レース中の彼の動きはいくつかあったが、特にカルロス(サインツ/フェラーリ)のストウへの進入や、最終スティントでのペースは、まさに彼のドライバーとしての巧みさを示すものだった。ここ数戦、予選で後退を余儀なくされているのは彼にとって悔しいことだが、彼は自分の調子を見つけつつあり、ブダペストではそれをさらに見つけてくれるだろう」。