ピレリは最近の声明の中でこれまで何度となく、メルセデスAMGが2013年仕様タイヤでのテストは行っていないとしてきていた。
だが、同社のモータースポーツ責任者であるポール・ヘンベリーは、今週末のF1カナダGP(6月9日決勝)に持ち込まれるはずだった改良タイヤでメルセデスAMGがテストを行っていたことを認めている。
ヘンベリーは、通信社『PA Sport(PAスポーツ)』に対し、その改良されたタイヤは異なるコンパウンドが用いられていたと説明し、次のように語った。
「単にわれわれが知っているサーキットにおいてバランスの問題がないことを確かめるためのチェックをしたかっただけだ」