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ロズベルグの好調は「想定内」とハミルトン

2013年06月07日(金)9:41 am

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが、今シーズンここまでチームメートのニコ・ロズベルグに後れを取っていることで慌てたりはしていないと主張している。

2008年のF1チャンピオンであるハミルトンは、昨シーズン終了とともにそれまで在籍していたマクラーレンからメルセデスAMGへと移籍。だが、チームメートのニコ・ロズベルグが立て続けに3回連続でポールポジションを獲得し、さらにF1モナコGP(第6戦)では優勝を飾る活躍を見せているのに対し、ハミルトンは今季ここまでブレーキに手を焼いていることを認めていた。

メルセデスAMGのチーム代表であるロス・ブラウンは、ハミルトンには調整のための時間が必要なだけだと語っている。

しかし、ハミルトン本人は、ロズベルグが2013年シーズンにはより強くなることを「想定していた」とイギリスの各紙に次のように語った。

「彼(ロズベルグ)がこれまでよりもさらに強くなるだろうと思っていたよ。だって、このチームに何年もいるんだからね」

また、ハミルトンは現在抱えているブレーキの問題はそう簡単に修復できないだろうと考え、こう語っている。

「その原因をつかむまでには、かなり時間がかかる問題だと思っているし、まだ解決できていないよ」

ハミルトンはさらに、ロズベルグがモナコGPで勝利したとはいえ、メルセデスAMGにはまだ今シーズンのタイトル争いができるとは思えない、と次のように続けている。

「現時点では、僕たちがタイトル争いができるとは思っていないし、期待もしていない」

また、スペインの『Marca(マルカ)』から、どこが2013年シーズンのベストパッケージだと思うかと問われたハミルトンは、「フェラーリだと思う」と答えている。

「彼らはまだ予選では力が発揮できていないけれど、決勝では僕たちにない速さがあるからね」

そう語ったハミルトンは、次のように締めくくった。

「タイヤの使い方を改善する必要があるんだ。そうすればフェラーリやレッドブルとも対等に戦えるようになるだろう」

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