レッドブルチーム代表のクリスチャン・ホーナーは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がライバルチームへ移籍する心配はないと述べた。F1世界選手権3連覇中で、2013年シーズンのドライバーズ選手権でも首位を行くドイツ人ドライバーのベッテルは、過去に幾度となく、フェラーリへ移籍するのではと取りざたされてきた。最新のうわさでは、メルセデスAMG首脳のニキ・ラウダがベッテルにアプローチしたと言われている。
ベッテルはいま、レッドブルの契約下にあるものの、ベッテルのボスであるホーナーは「セバスチャン・ベッテルを欲しがらないチームなんてあるだろうか」と『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に対して語った。
「彼は長年に渡ってレッドブルファミリーの一員であり、私どもの成功において重要な一部を担っている。チームは彼と共に着実に成長を遂げてきた」
「問題は、契約の長さより、いかにお互いが心地よいと感じられるかだ」とホーナーは語る。
「セブ(ベッテルの愛称)はチームに満足しているし、私たちも彼に対してそう感じている。この関係がこれからもずっと変わることはないと私は確信している」
ホーナーはさらに「セブは素晴らしいが、実力を100パーセント出し切った姿をまだ私たちは目にしていないと思う」と述べた。