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メルセデスAMG首脳、リストラを示唆

2013年04月30日(火)10:03 am

メルセデスAMGのディレクター兼共同オーナーであるトト・ヴォルフが、本拠地のブラックリーで働くスタッフの人員削減を示唆した。

イギリス人スタッフの中には、1998年のBAR発足以来ずっと働いてきた者もいる。

その後チームはホンダ、ブラウンGPを経て、2010年から現在のメルセデスAMGになった。発足後4年目となる今年、ヴォルフと元F1チャンピオンのニキ・ラウダというオーストリア人2人がトップに就任し、チーム改革を行おうとしている。

問題はスタッフの「アイデンティティー」欠如にあるとヴォルフは『Kolner Stadt-Anzeiger(ケルナー・シュタッツ・アンツァイガー)』に語った。

「スタッフにもう1度アイデンティティーを発揮してもらおうとしているところだ」

「それに応えるスタッフも応えないスタッフも出てくるだろう」

しかしヴォルフは、予定しているチーム改革のために「ターミネーター」のように非情なやり方をするつもりはないとしている。

「私はターミネーターじゃない」とヴォルフは同じオーストリア出身のアーノルド・シュワルツェネッガーが演じた映画を挙げて笑った。「だが、自分の考えを示さないでおいて、成功第一という姿勢で行動するとしたら、それは間違っているだろう」

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