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フォース・インディアとは「差が大きすぎる」とリチャルド

トロ・ロッソのダニエル・リチャルドは、2013年のチームの目標はウィリアムズとザウバーを倒すことだと語った。

トロ・ロッソは、チャンピオンであるレッドブルの姉妹チームだが、昨年は最後尾常連の新興3チーム、ケーターハム、マルシャ、解散したHRTにしか勝つことができなかった。しかし今シーズンは、開幕4戦を終えてすでにポイントでザウバーとウィリアムズをしのいでいる。

「今のところ僕たちの目標は、ウィリアムズとザウバーと対等にやって、できれば勝つことだ」というリチャルドの言葉を『Italiaracing（イタリアレーシング）』が伝えている。

「現時点で、フォース・インディアとは差が大きすぎる。僕たちと比べてすごく速いクルマだ」

今年は、チームメートのジャン・エリック・ベルニュに対して積極的に戦う姿勢を見せているリチャルドだが、対抗意識の行きすぎはないと話している。

「もちろん僕たちは競争している。でも、マシン開発は一緒に取り組んでいるよ」

今年トロ・ロッソでドライバー間の競争が特に激しくなっている理由がある。

レッドブルのマーク・ウェバーは今年でチームを去る可能性があり、そうなればチャンピオンチームのシートが空く。しかし、トロ・ロッソのドライバーではなく、レッドブルの育成ドライバーで期待の若手アントニオ・フェリックス・ダ・コスタがそのシートを奪う可能性もあるのだ。

「その通りだよ」とリチャルドも認めている。「常に大きなプレッシャーがある。でも、慣れているよ」

「僕たちはトップだ。F1にいて、レッドブルのようなグループの一員だ。だからミスできる余裕はないんだ」

「僕が実力不足なら、確かに困ったことになる。厳しい感じがするかもしれないけれど、それがこのスポーツのやり方だし、僕たちもそれは分かっているよ」