メルセデスAMGのニコ・ロズベルグは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたF1アブダビGP決勝で、7番手からスタートしたが、8周目にHRTのナレイン・カーティケヤンとクラッシュし、リタイアとなった。
ニコ・ロズベルグ
「今日のクルマには競争力があると感じていたから、レースを完走してポイントを獲得することができなくて本当に残念だ。残念なことに、(ポイント獲得の)チャンスは1周目でのロメ(グロジャン/ロータス)との接触事故でなくなってしまっていたよ。その後、新しいノーズに交換するためにピットインするしかなかったからね」
「それから、また事故がおきてしまい、それでリタイアするはめになってしまった。ナレイン(カーティケヤン/HRT)が言うには、彼のハンドルが壊れてしまい、ブレーキを踏むしかなかったらしい。あんな高速コーナーでブレーキをかけるなんて想像もしていなかったから、それに反応するだけの時間もなかった」
「僕たち2人とも無事でよかったよ。大事をとってメディカルセンターでチェックを受けたけれど、何も問題はなかった。残りの2レースはもっといい形にしてシーズンを終えられるようにしたいね」