マクラーレンのジェンソン・バトンは、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで開催されたシンガポールGP決勝を4番手からスタートし、2位になった。
ジェンソン・バトン
「また表彰台に戻ってこられてうれしいよ。そして、もし残りのすべてのレースで1位か2位になれたら完ぺきだろうけどね」
「1回目のピットストップまでの間には優勝するチャンスさえあるんじゃないかと思ったよ。僕は周囲のクルマよりも長く走ることができたからね。でも、ほかのクルマもハード側タイヤ(ソフト)にそれほど手こずらなかったようで、僕のアドバンテージもなくなってしまったんだ。1回目のピットストップ後もよかった。でもハード側タイヤが(ソフト側のスーパーソフトタイヤよりも)僕にとってはあまりいい感じじゃなかった。だから最後の10周では本当にバランスがよくなかったよ」
「僕にもわずかながらドライバーズタイトルを獲得するチャンスがあるけど、現時点ではただレースを楽しんでいるだけさ。僕らのクルマは鈴鹿(次戦日本GP/10月7日決勝)でも競争力があると思うし、チームとしてもすごくいい仕事をしているよ。もちろん、ルイス(ハミルトン/チームメイト)のクルマに信頼性の問題が起きてしまったのは残念だし、それは解決しなくてはいけない。そのほかの点ではすべてうまくやれているんだからね」
「もし僕らが信頼性の問題を解決できれば、間違いなく残りの6レースすべてで優勝争いができるはずだよ」