マクラーレンのルイス・ハミルトンは、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで開催されたシンガポールGP決勝をポールポジションからスタートしたが、23周目にギアボックストラブルが発生し、リタイアに終わった。
ルイス・ハミルトン
「今日のレースを完走できなくてとても残念だよ。今週末は間違いなく勝てるだけの速さがあったからね。実際、リタイアする前までは、ただセブ(レッドブルのセバスチャン・ベッテルの愛称)との差を保ちながらゆったりと走っていたくらいだよ。そうしたらギアシフトが難しくなり始め、3速を失ってしまい、その後ニュートラルから動かなくなってしまったんだ」
「もちろん、がっかりしている。でも今週末、僕たちがものすごくいいペースで走れると分かったのはいいことだよ。だから、僕は今後の何レースかでは本当に攻めることができると思う。フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)やセバスチャン(ベッテル/レッドブル)との差をつめてゆくのは難しいだろう。特に彼らが毎レースで完走すればね。でも、絶対にあきらめないよ」
「あと6レースあるし、そのすべてで勝ちにゆかないとね。最後まで戦うよ」