フェラーリのシャルル・ルクレールはイモラで表彰台を獲得したものの、トップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)から7秒差でフィニッシュしており、やや不満げだ。特にマクラーレンのランド・ノリスが2戦連続で速さを見せており、最も近いライバルになりつつある。
●【2024年F1チャンピオンシップ・ランキング】第7戦F1エミリア・ロマーニャGP終了後
フェラーリはクルマを大幅にアップグレードしてホームレースに臨んでおり、ルクレールやチームの期待値は高かったようだ。
「今となっては疑いの余地はない。僕たちは期待した以上に遅れているよ」とルクレール。
「まだまだだよ。僕たちは僅差になることを期待していた。でもシーズンは長いし、このパッケージからもっと引き出すチャンスはあるだろう」。
■サインツは分析求む
さらに後方でレースを終えたカルロス・サインツはこう語った。
「冷静に分析しないと。クルマの不安定さのせいで戦えないような退屈なレースをするわけにはいかないからね」
「空力とエンジンの間でうまくいっていないことがあったから、それを見直す必要がある」。
しかし、マイアミとイモラではマクラーレンがレッドブルに最も近い位置にいたとしても、フェラーリがレッドブルの長きに渡る支配に終止符を打ちつつあることは間違いない。問題はそれがいつになるか、ということだ。