エイドリアン・ニューウェイがフェラーリへのセンセーショナルな移籍に「どんどん近づいている」という。
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イギリスの『Daily Mail(デイリー・メール)』紙は、ニューウェイが2025年以降フェラーリに移籍し、そこでルイス・ハミルトンとコンビを組むことになるとイモラで伝えている。
イタリアの『Corriere della Sera(コリエレ・デラ・セラ)』は、実際に契約が結ばれたとは考えていないが、同じくイモラにいる特派員のダニエレ・スパリッシは、契約は日に日に「ますます近づいている」と見ている。
ニューウェイは「疲れていた」ことを認めつつも、妻アマンダとの休養を経て「おそらく」F1に復帰するだろうと直近のインタビューで語っている。
しかし、イモラでニューウェイの次の動きをどう思うかと質問されたレッドブルのコンサルタント、ヘルムート・マルコ博士は『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙にこう答えた。
「彼はF1にとどまるだろう。私はそう確信しているよ」
81歳のマルコは、ニューウェイを失うことはレッドブルにとって「大きな」打撃だと認めている。
「エイドリアン・ニューウェイはF1創設以来、最も成功したデザイナーだ。そのような人を失うとき、それは常に大きな損失だ」
「その一方で、我々は若手を中心にテクニカルチームをうまく立ち上げてきた。ベン・ウォーターハウスもいるし、ピエール・ワチェもいる。だから、技術的なパフォーマンスが落ちることはないと思うよ」。