マクラーレンはあと「ちょっとした何か」があればマックス・フェルスタッペンに正面から勝てる。元F1ドライバーのティモ・グロックは、レッドブルのフェルスタッペンがマイアミGPの勝者ランド・ノリスを1秒以内の差でなんとか抑えてチェッカーを受けた後、そう見ている。
●【2024年F1チャンピオンシップ・ランキング】第7戦F1エミリア・ロマーニャGP終了後
「どんどん空気が薄くなっている。マックスの脈拍の高さは無線で聞いた通りだ。マクラーレンに必要なのはあと少し何かを加えるだけで、そうすればレース全体を通してマックスにプレッシャーをかけられるはずだ。マクラーレンは絶対にその位置にいるよ」。
■フェルスタッペンは神だ
レッドブル・アドバイザーのヘルムート・マルコ博士も、日曜日はマクラーレンのほうが速かったと認めている。「マックスがいなければ勝てなかっただろうから、マックスは神様のようだ。我々にはこれから多くの仕事が待ち受けている」。
■自信深めるマクラーレン
そして今、フェルスタッペンとノリスが再び激突するモナコに注目は集まっている。
マクラーレンのアンドレア・ステラは日曜日にノリスがモナコで勝てるかどうかと聞かれると「様子を見よう。我々にとっても、F1にとっても、ファンにとっても良いことだ」と満足げだ。
■マクラーレンの速さは本物
オランダ系中国人レーシングドライバーのホーピン・タンは『Viaplay』に次のようにコメントしている。
「マイアミの後では、セーフティカーのおかげだとか、運がよかったとか、そういうことも言えたかもしれない」
「しかし、マクラーレンは今、1周でもものすごく速いし、レース距離でもものすごく速いことを証明した。彼らは今、本当に戦えるパッケージを持っているということだよ」。