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フェルナンド・アロンソ「苦戦することは目に見えている」

2012年04月19日(木)18:07 pm

フェラーリのフェルナンド・アロンソが、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるバーレーンGP(22日決勝)に向けて意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ
「バーレーンへと出発する前の、上海でのオフ。とても快適な1日だよ。この街はとても活気に満ちていて、面白いものをいろいろと見せてくれる。さらに望ましいことに、とても天気が良いんだ。これは@alo_oficial(アロンソのツイッター)に掲載した写真でも見ることができるよ」

「今日は、外灘にあるオープンカフェタイプのレストランで、理学療法士のファブリツィオやマネジャーのルイス、それにチームの何人かを加えた仲間たちと一緒にランチをしたんだ。この時だけはF1に関する話題を誰も持ち出さず、純粋に食事と会話を楽しむことができたよ。やはり休息は必要だよね。だってレースが開催される週は嫌でも頑張らなくてはならないんだからさ。そう思わないかい?」

「もっとも、次戦のことを考えていないというわけではないよ。ただ当然ながら、今度もまた苦労することは間違いないだろう。コースの特性から言っても苦戦することは目に見えているし、それにマシンは中国GPと同じままなんだからね。チームも僕も、バーレーンGPでは結構良い成績を残している。フェラーリはここで4勝を挙げているし、僕自身も3勝しているんだ。2010年、フェラーリでのデビュー戦と優勝とを同時に飾ったのもこのコースだ」

「そうは言っても、モータースポーツにおいて過去の成績なんてものは何の役にも立たないんだ。今週末は、ダメージを最小限にとどめることが重要になる。シーズンの行方がどうなるのかまだ分からないし、多くのチームが優勝を狙っている。でも明らかなのは、最終的に自分たちが勝者になりたいのであれば、もっと競争力をつけなくてはいけないということだ。前進し続ける必要があるね。僕はチームを信頼しているし、マラネロ(フェラーリ本拠地)のみんなも、目標を達成するために全力を尽くしてくれている」

「今週末、僕たちはベストを尽くすつもりだ。また前回の中国GPのように、ほかのマシンに前をふさがれることがないよう願っているよ。前をふさがれずに走れた周がほとんどないのは、本当にストレスがたまるよ。少なくとも、レースのある段階では、僕のペースもまったく悪くなかったからね」

「最後のピットストップを終えて、僕はハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)の後ろについた。ハミルトンは、ほかのマシンを追い抜くのに十分なコーナリングスピードがあったにもかかわらず、僕の方はそうではなかった。そのせいで、抜きどころになるロングストレートではなく、それよりもはるかに難しい部分で抜いていかなくてはならなかったんだ」

「問題はそれだけではなくて、僕の後ろについたマシンがDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)を使用した際、それに対して成す術がなかったということだ。マルドナード(パストール・マルドナード/ウィリアムズ)がターン14のブレーキングポイントで僕を抜き返したときも、まさにそうだったよ」

「ピットクルーには、お祝いの言葉をかけたい。というのも、彼らは中国GPで最速のピットタイムを記録したんだからね。2.6秒というタイムを僕とフェリペ(フェリペ・マッサ)の両方で達成したんだ。本当に素晴らしいタイムだよ」

「話は変わるけど、今日はレアル・マドリードにとって重要な1週間がスタートする日なんだ。これからの1週間ちょっとで、チャンピオンズ・リーグの準決勝、バイエルン・ミュンヘン戦が2回行われるんだからね。しかもその試合の間には、“クラシコ”で知られるバルセロナとのリターン・マッチがカンプ・ノウで開催されるんだよ。今晩テレビでバイエルン・ミュンヘン戦の中継を見れると良いな。中国語の解説は聞いてても分からないだろうけど、映像があれば問題ないよ!」

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