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フォース・インディア、火炎瓶襲撃に巻き込まれメンバーが帰国

F1バーレーンGPのため、バーレーン入りしたフォース・インディアのメンバーが乗った車の近くで火炎瓶による攻撃があり、同チームのあるメンバーがヨーロッパへ帰国することとなった。

アラブ諸国で発生した反政府運動により、国内が騒乱状態となったため、昨年のバーレーンGPは中止となった。今年は今週末にバーレーンGPの開催が予定されているものの、いまだに反政府運動が続いているとして、レースを中止すべきとの意見も出ていたが、レース主催者や統括団体FIA（国際自動車連盟）は、開催に問題はないとして予定通りの開催を決めていた。

『BBC』の報道によると、今回の事件はフォース・インディアが手配した車の近くで発生したという。この車は、サーキットから20分ほど走ったところで渋滞につかまり、事件に巻き込まれたようだ。

フォース・インディアのメンバーはこの事件で負傷しなかったが、「この事件には巻き込まれなかったメンバーが1名、イギリスへ帰国することを許可された」と『BBC』は伝え、さらにこう続けた。

「広報によると、この車が標的になったわけではないとのことだ」

また、『Telegraph（テレグラフ）』のF1記者トム・キャリーは、フォース・インディアのメンバー4名が、警官隊とデモ隊の衝突に巻き込まれていたと当時の状況を伝えている。