F1第12戦フランスGP(ポール・リカール)を前に、角田裕毅(アルファタウリ)が次のように語った。
■かなり厄介なコース
「ポール・リカールは、ユーロ・フォーミュラやF3で何度かレースをしていますが、昨年のグランプリは予選で失敗してピットレーンからスタートしなければならなかったので、かなり大変でした」
「このコースは、中速コーナーでうまく機能するセットアップが必要で、高速ストレートと連続コーナー、そしてセクター1と3の終わりに低中速コーナーがあるため、かなり厄介なコースです」
■メジャーアップグレードで安定性に期待
「通常であればマシンの弱点が浮き彫りになるところですが、フランスではアップデートが行われるので、もうそのようなことはないと期待しています。日曜日にポイントを獲得しやすくするためにも、そろそろQ3への進出を復活させるべきでしょうね」
「小さなアップデートをいくつも重ねるのではなく、メジャーなアップグレードに踏み切りました。中高速コーナーに弱かったので、今回のアップグレードはマシンに荷重を加えることに重点を置いています。これで安定性が増して、再び中団の上位で戦えるようになることを期待しています」。