2024年F1第6戦マイアミGPの2日目、スプリント・レースと公式予選を終えて、RB F1のギヨーム・デゾトー(車両パフォーマンス責任者)が次のように語った。
●【2024F1第6戦マイアミGP】予選の結果/スケジュール・全セッションの結果
ダニエル・リカルド(RB)は、スプリント・レースで歓喜の4位フィニッシュを果たした数時間後、予選Q1で敗退してしまった。
角田裕毅は、スプリント・レースで繰り上げ8位となり1ポイントを獲得した後、予選でQ3へ進出して10番グリッドを獲得した。
■ギヨーム・デゾトー(車両パフォーマンス責任者)
「今日は我々にとってジェットコースターのような一日だったが、全体的にはチームにとっては6ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権で直接のライバルたちとの差を広げることができた。今朝のスプリントレースは素晴らしかった」
「ダニエルはスタートが良く、ターン1まで何とかポジションを上げることができた。その後、ペレスに抜かれたが、レース全体を通してサインツを抑えることに成功した。彼のディフェンスはものすごく力強く、クリーンな戦いを続け、4位を獲得したのだから、素晴らしい結果だ」
■角田裕毅にアタックさせるためにソフトを履かせた
「ユウキも15番手と後方からのスタートだったが、良い走りを見せてくれた。このタイヤ・コンパウンドについて学び、スタートでアタックするために彼をソフトに履かせた。目の前のアクシデントもあり、オープニングラップで5つポジションを上げられた」
「14周目にはハミルトンとマグヌッセンをオーバーテイクして8番手に浮上し、1ポイントを争った。最終ラップでハミルトンに抜かれたが、スプリント開始時のセーフティカー期間中にルイスがピットレーンでスピード違反のペナルティを受けたため、我々はポジションを奪い返せたんだ」。