メルセデスF1のトト・ヴォルフ代表は、17歳の弟子キミ・アントネッリがすぐにF1入りするという噂を打ち消すために動いた。
この若きイタリア人ドライバーは、来年メルセデスでルイス・ハミルトンの後任候補であることは明らかだ。来週、シルバーストーンでメルセデスのレギュラーリザーブであるミック・シューマッハと一緒に、旧型のF1カーで3回目のテストを行う。
また、今週末のマイアミでは、あるチーム(おそらくウィリアムズ)が、8月で18歳の誕生日を迎える前にアントネッリにスーパーライセンスを与えるようFIAに申請したことが明らかになった。
このため、ウィリアムズのローガン・サージェントがイモラで行われる次のエミリア・ロマーニャGPで欠場する可能性があるという噂が浮上した。
だが、メルセデスのボス、ヴォルフはそれを否定した。
「我々はキミを燃え尽きさせたくはない。彼にとってイモラでのF1は早すぎるだろうからね」と『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に語った。
ヴォルフはまた、アントネッリのスーパーライセンス特別免除の要請の背後にメルセデスがいることを否定した。
「この要請は我々が始めたものではない。我々がそのようなプロセスを進めることに興味を持っているという考えがどこから来るのか分からない」
「キミはF2に集中する必要があるし、本人もそれを分かっているはずだ。それ以外のことはすべて、噂にすぎない」。