ロータスのチームオーナーであるジェラルド・ロペスは、テクニカル・ディレクターのジェームズ・アリソンがチームを離脱したが、その影響は少ないと語った。
F1パドックで高い評価を受ける45歳のアリソンがチームを抜けたのは、別のチームに移籍するためだと見られている。
ロータスはアリソンの後任にチーム内からニック・チェスターを昇格させた。今シーズンのチームランキングで暫定3位と好調で「ビッグ4」の一角となったロータスだが、レッドブル、フェラーリ、マクラーレンと比べて予算が少ないことから、今後クルマの開発に苦労する可能性もある。
ロペスはフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に「アリソンの離脱は(発表)以前から知っていたので、それが走りに影響するとは考えていない」と話している。
また、『Sporting Life(スポーティング・ライフ)』はロペスの発言をこう伝える。「ジェームズは素晴らしい人物で、重要な人材だ。だが、それはあくまで組織のバランスから見た話だ」
「ボブ・ベルがメルセデスに移籍したとき、チームの外は大騒ぎだったが、内部は落ち着いていた、今回も同様だ。(アリソンの離脱のが)影響することはない」
「エンストン(ロータスの本拠地)は素晴らしい才能をもっているのさ」