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エクレストン、贈賄罪でついに告訴

2013年05月17日(金)8:44 am

ドイツの検事がF1ボスのバーニー・エクレストンを贈賄罪で告訴した、と『Suddeutsche Zeitung(ズードイチュ・ ツァイトゥング)』が報じた。

この事件は、数年前に現在のF1筆頭株主であるCVC(キャピタル・パートナーズ)がF1株式を購入した際に、元銀行家のゲルハルト・グリブコウスキーが、エクレストンから4,400万ドル(約44億円)の賄賂(わいろ)を受け取り、F1株式を不当に過小評価したというもので、すでにグリブコウスキーの収賄罪は有罪が確定している。

この事件に関してはグリブコウスキーの有罪判決確定後もエクレストンがどのような役割をもって関わっていたかについて長きにわたる調査が行われていた。

「ミュンヘンはバーニー・エクレストンを告訴した」とつづられた記事は、こう続く。罪状のひとつは公職者への収賄の禁止の「重大な」違反である、と。

「贈賄罪で告訴を受けたことによってエクレストンはF1ボスとしての立場を失う可能性がある」と同紙は伝えており、裁判に持ち込まれるか否かについては地方裁判所の決定を待つとした。

裁判になる場合には、審理は今年中に始まる予定だ。

エクレストンはこの贈賄事件について、グリブコウスキーにはめられたと話している。

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