ピットでの最低静止時間導入が検討されたが、F1のチーム代表たちによって却下された。第9戦ドイツGPの決勝レース中、マーク・ウェバー(レッドブル)のクルマから脱落したタイヤが転がり続け、ピットでの様子を撮影していたFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)のカメラマンを直撃、入院送りにしてしまった。
すぐに、ピットでの安全性について議論され、メディアの立ち入り制限や、ピットレーン走行時の速度変更など様々な点から話し合いが行われた。
さらに、ハンガロリンクの会議では、ピットから出る際に4つのタイヤがしっかりと装着されず、危険なリリースをされたドライバーにはその次のレースで10グリッド降格ペナルティーを科すことが決まった。