アストンマーティンF1のオーナーであるローレンス・ストロールが、アストンマーティンをすぐに辞める可能性を改めて否定した。
1カ月前、シルバーストーンを本拠地として急成長しているチームの少数株が、アメリカのプライベート・エクイティ会社である『Arctos』に売却された。
億万長者であるストロールはアストンマーティンの25%強を所有し、息子のランスがアストンマーティンからF1に参戦しているが、同氏は現在、ニューヨーク・タイムズ紙に対し、出口戦略は実行していないと主張している。
「ビジネスを去ろうとしているのであれば、何億ポンドもの資金を費やし、最高のF1新キャンパスを建設し、優秀な従業員を400人も雇うなどとしないはずだ」と彼は同紙に語った。
「私がこのチームの大株主でなくなることに興味がないというのは、これ以上ない事実だ。それはロードカーの会社も同じだ。私はどこにも行かないよ」と64歳のストロールは主張した。
「私はこれらの事業を長年にわたって経営するつもりだ。私はどちらも旅の始まりにいるんだ」。