マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はすでにF1を引退した後の計画に取り組んでおり、F1で望んでいたものはすでに“全て達成した”と主張している。
●【2023F1第19戦アメリカGP】全セッションの結果・開催スケジュール
■F1でトップに居たいが耐久レースもしたい
フェルスタッペンは今年3年連続でドライバーズタイトルを決めたが、少なくとも2028年まではレッドブルとの契約を結んでいる。
「今はF1でトップにいたいんだ」とフェルスタッペンはオースティンでDAZNの独占インタビューに語った。
「それが僕の夢だから、それに向かって頑張っていきたいんだよ」
「だけど、僕には他の情熱もあるんだ。耐久レースをしたいし、自分のチームを立ち上げたいと思っている。おそらく耐久レースかツーリングカーチームだろうね」。
実際、フェルスタッペンはすでにチームのオーナーシップと経営に手を出しており、レッドライン・シム・レーシングの運営だけでなく、マネージャーのレイモンド・ヴァーミューレンの息子であるティエリー・ヴァーミューレンをDTMで支援している。
■26歳で夢は全て達成「F1でのミッションは完了した」
フェルスタッペンは、自分の成功はF1のパドックの向こうに目を向けることができることを意味すると語る。
「おそらく今は結果のおかげもあって、より平穏に過ごせている。若い頃は勝利、表彰台、世界選手権を夢見るものだよ。まあ、僕はすでにその全てを達成したんだけどね」
「若いときは勝利を夢見、表彰台を夢見、世界チャンピオンを夢見る。まあ、私はすでにそのすべてを達成している。F1での僕のミッションはすでに完了したと思っているけれど、今は自分がやっていることが好きだし、楽しんでいるからトップを続けたい。でも、今は違うんだ」
■「今でも怒るけど人間として成長した」
「人間としても成長した。17か18歳の頃とは違う。今でも怒ることはあるけれど、それは負けるのが嫌だとか、常にベストを尽くしたいという気持ちの方が強いからさ」。
F1の罰金は最高1億5,900万円へ?フェルスタッペン「スポンサーになれるね(笑)」ルクレール「それ以下の収入しかないドライバーもいる」マグヌッセン「君は時計を差し出せるけど僕は姿を消して二度と見つからないよ(笑)」 |