アメリカ大陸3連戦の初戦、F1第19戦アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ、オースティン)の2日目、19周のスプリントをアルファタウリF1のジョディ・エジントン(テクニカル・ディレクター)が振り返った。
●【2023F1第19戦アメリカGP】全セッションの結果・開催スケジュール
■ジョディ・エジントン(アルファタウリF1、テクニカル・ディレクター)
スターティンググリッド:10番手、19番手
決勝レース:12位、14位
「結果やリザルトの面ではさまざまなことがあった1日だったが、チームとしては、今日からもっと多くのことを得られる可能性があったと感じている。一晩かけて、私たちはガレージのダニエル側にいくつかの有益なステップを施し、彼がスプリント予選で力強い走りを見せ、スプリントレースでも中盤の戦いに留まり、最後の数周で非常に力強い走りを見せることができた」
「悔しいことに、最後のスプリント予選でユウキ(角田裕毅)はアウトラップのタイミングを誤ったため、19番手と大きく順位を落としてしまった。つまり、スプリント・レースで見せた好ペースとオーバーテイクをもってしても、彼はそのペースが許すポジション争いをするチャンスがなかったということだ」
「ミディアム・コンパウンド・タイヤに関する多くのデータを持ち帰ることができたので、これを戦略立案の一部として活用し、明日に向けて何を引き出せるかを検討する。目標は、得点を挙げるチャンスを最大限に生かすことだ」。