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「メルセデスAMGがトップに立っているのは最高の出来事」とラウダ

2014年04月16日(水)11:14 am

メルセデスAMGの非常勤会長であるニキ・ラウダが、燃料流量制限などを含むF1が2014年から新たに導入したルールに対する批判は「ばかげた」ことだと語った。

15日(火)には、F1開幕戦オーストラリアGPでのダニエル・リカルドの失格処分取り消しを求めてレッドブルが行った異議申し立てがF1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の国際法廷により却下されたことが明らかとなった。

今季のF1には、新たなV6ターボエンジンとエネルギー回生システムが組み合わされた「パワーユニット」が導入されるとともに、レース中にエンジンに供給できる燃料の量が制限されるなど、これまでのF1とは大きくルールが変わってきている。

現時点では、こうしたルールにもっともうまく対応して成果をあげているのがエンジンサプライヤーでもあるメルセデスのワークスチーム、メルセデスAMGだ。一方で、ルノーエンジンとともに昨年まで4年連続でドライバーとチームの両タイトルを独占してきたレッドブルは、ルノー製パワーユニットが多くの問題を抱えたこともあり、今季はここまでのところ低迷状態にある。

こうした中、今季からF1が導入した新たなエンジンや、それに関するルールへの不満や批判を口にする者も少なくない。

こうした意見に対し、ラウダは次のように語った。

「誰もがメルセデスAMGが勝ち続けていることでF1を批判しているんだ。これはばかげた状況だし、まったくもって不公平なことだ」

ラウダは、『SID通信』に対し、さらに次のように続けた。

「昨シーズンの後半は、我々みんながレッドブルとセバスチャン・ベッテル(レッドブル)には飽き飽きさせられていた。だから、ほかのチームがトップに立っているというのは最高の出来事なんだ」

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