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リカルド、来季に向けてさらに減量

このところ、見た目にもスリムになったのが分かるダニエル・リカルド（トロロッソ）だが、それでも2014年のレッドブル移籍に向けてさらなる減量を目指していると認めている。

オーストラリア出身のリカルドは、現役F1ドライバーの中では背が高く、体重も重いほうだ。そして最近のうわさによれば、レッドブルの来シーズン型F1カーでシート合わせをした際に、同チームの最高技術責任者であるエイドリアン・ニューイが設計したコックピットに体型が合わず、うまく収まりきれなかったと言われていた。

2013年の最後の数レースにおいて、リカルドがあごひげをたくわえただけでなく、かなりやせ細ったことに気付いた人も多かったに違いない。

新たなV6ターボエンジンとERS（エネルギー回生システム）が導入されることでF1カーに占めるそうした機器の割合が非常に増大することになる2014年。リカルドは、来季に向けてさらに余分な筋肉をそぎ落とそうとしていることを認めた。

リカルドは、ブラジルの『Totalrace（トータルレース）』に次のように語っている。

「今と比べれば、さらにあと2キログラム体重を落とす必要があるんだ。それが僕の目標さ」

「大したことじゃないよ。僕はUFC（総合格闘技）を見るのが好きなんだけれど、あの連中は試合が近づくと1週間かそこらで8キログラムも減量するんだ」

「4か月で2キロなら楽勝さ」、とリカルドはほほ笑みながら締めくくっている。