レッドブルは、セバスチャン・ベッテルが少なくともあと2年間は同チームに所属することになると発表した。だが、その数時間前まで、レッドブルではその件について否定していた。
11日(火)早朝、ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』が、ベッテルの契約が2015年まで延長されるというニュースを掲載。だが、その時点でレッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、『SID通信』に対し、「どこからそんな話が出たのかわからないね」と語り、「何も新しいニュースはないよ」と主張していた。
しかし、そのわずか数時間後にレッドブルは、ベッテルと新たな契約を結んだことを「喜んでお知らせする」と記されたプレスリリースを出している。
ベッテルについては、もともと2014年までの契約が締結されていたため、今回のニュースによればその契約が2015年の1年間だけ延長されたことになる。ちなみに、ベッテルの現在のチームメートであるマーク・ウェバーの契約は今年いっぱいとなっている。