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マクラーレン、今季の不調を昨季のフェラーリと重ねる

マクラーレンのマネジングディレクターであるジョナサン・ニールは、不調に直面しているチームの現状を、昨シーズンの序盤に問題を抱えていたライバルチームのフェラーリに重ね合わせた。

ニールは記者団に対し、競争力の劣るMP4-28（マクラーレンの2013年型車）が抱える最も重大な問題は、風洞とサーキットで得る情報の相関性にあると述べた。

「もしイタリアの同僚たちとゆっくり話し合い、昨シーズン序盤にどう感じていたかをたずねることができるなら、われわれがいま直面している状況を手に取るように分かってくれるはずだ」とニールは語り、昨シーズンのフェラーリに今季のマクラーレンを重ね合わせてみせた。

マクラーレンは、今週末に開催されるF1スペインGP（5月12日決勝）に大幅な改良パッケージを持ち込むが、ニールは高まる周囲の期待を静めるのに必死のようだ。

「これは君たち（記者たち）からダメ出しされるネタを自ら献上しているようなものだ。面白いはずない」とニールは述べた。