F1シンガポールGPの競技委員スチュワードは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)へペナルティーを科さないことを決めた。
セーフティカー導入が解除される直前、ほかのドライバーと同じようにベッテルも急激な加速と減速を繰り返してタイヤやブレーキを温めていた。しかし、ベッテルの後ろを走っていたバトンがベッテルへ追突しそうになっており、レース後にスチュワードが両者から事情を聞いた。
ルールには、セーフティカー先導中、ほかのドライバーへ危険になるような、不必要、不規則な動きをしてはらないと規定されている。ベッテルの走りがこの項目に違反するか審議されたが、スチュワードはベッテルの走りにルール違反の事実はないと判断。ペナルティーは科さないことに決めた。