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「タイトル争いはベルギーGPで最終段階に入る」と元F1王者

2012年09月02日(日)20:33 pm

ほぼ1か月にわたった夏休みも終わりを告げようとしているが、過去3度F1タイトルを獲得した伝説的ドライバーであるニキ・ラウダが、今週末有名なスパ・フランコルシャンで開催されるベルギーGPからタイトル争いの最終段階に入るだろう述べた。

非常に人気のあるグランプリであるベルギーGPを楽しみにしているかとオーストリアの『Osterreich(エスターライヒ)』紙に問われたラウダは次のように答えている。

「最後のF1GP(ハンガリーGP/7月29日決勝)の後にオリンピックがあってよかったよ」

「さもなければ、相当退屈していただろうからね」

「スパ(フランコルシャン)では見どころ満載の週末になるだろうね」

ラウダはさらに、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)のライバルたちにとっては、ドライバーズランキングにおけるアロンソの40ポイントのリードに対して挑むべきときがきたとして、次のように続けている。

「ベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)やハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)、そのほかのドライバーにとっては、今は仮判決が出ているようなものなんだ。今こそポイントを獲得すべきときだよ」

「もし誰もスパ(ベルギーGP/9月2日決勝)やその1週間後のモンツァ(イタリアGP/9月9日決勝)で(アロンソの)前でレースを終えることができなければ、そのままアロンソが逃げきってしまうだろう」

また、ラウダは、メルセデスAMGのミハエル・シューマッハが、自分のお気に入りのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催されるベルギーGPでちょうど記念すべき300レース目を迎えることになるものの、それを勝利で祝うことは難しいだろうと次のように語った。

「シューマッハにとって記念すべきレースが素晴らしいものになることを祈っているよ。でも、スパは空力的にとても難しいサーキットなんだ」

「私としては、(シューマッハではなく)フェラーリ、マクラーレン、そしてレッドブルといったところが勝つと思うね。だが、もし雨になれば、天気予報ではそうなりそうに見えるけれど、そうなればシューマッハにとっては腕の見せ所になるだろうね」

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