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ピレリのF1ウェットタイヤを複数のドライバーが批判

2012年07月30日(月)13:48 pm

3人のF1ドライバーがピレリの雨用タイヤの性能を批判した。

過去7度の世界チャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)は27日(金)、前戦ドイツGPに続いてハンガリーGPのフリー走行でもクラッシュ。2度とも路面がぬれた状態でのクラッシュで、ハンガリーでは路面とタイヤの間に水が入り、コントロール不能になるアクアプレーニングを起こして、タイヤバリアに激突した。

しかし、いつもピレリのタイヤ批判を展開しているシューマッハは、今回は批判を抑えていた。

だが、ほかのドライバーはそうではなかった。

マルシャのティモ・グロックはドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』にこう語っている。

「僕の意見では、(ピレリのウェットタイヤは)水はけが非常に悪い。アクアプレーニングを起こした時の(タイヤの)反応も、もうとにかくおかしいんだ」

2010年にF1デビューしたフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは、「ブリヂストンタイヤはもっと路面がぬれてても平気だった」と付け加えた。

さらに、名前の明かされていないあるドライバーは、「以前は雨で12秒遅くなっていたが、いまは20秒だ」と『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に語っている。

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