このところ、ピットストップでのミスが続くマクラーレン。先週末のヨーロッパGPにおいても、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がピットストップを行った際、ジャッキアップで問題が発生してしまい、これを契機に勝利を逃してしまった。
その責任の一端が、去年までウィリアムズの技術責任者を務め、今年からはスポーティングディレクターとしてマクラーレンへ加入したサム・マイケルにもあるとされ、マイケルの地位が危機にさらされているという。
英紙『Telegraph(テレグラフ)』の記者トム・キャリーも、マイケルがマクラーレンの不調に関して「非難の的となっている」と明かした。
またF1専門ツイッター『Grandprixdiary』上では、次のようなつぶやきがなされている。
「(以前の)マクラーレンは聡明(そうめい)で、ウィリアムズは愚かであった。しかし現在、サム・マイケルがチーム(マクラーレン)を変えてしまった」
なおF1情報サイト『Pitflaps』は次のように発信した。
「マクラーレンにいるサム・マイケルを目にすると、ほほ笑みながら白猫をなでるフランク・ウィリアムズ(ウィリアムズ/チーム代表)の姿を思い起こさずにはいられない」