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F1公式サイト、バーレーンGP抗議でサイバー攻撃を受ける

2012年04月22日(日)18:03 pm

反体制デモが続くバーレーンでF1開催が強行されたことへの抗議として、国際的ハッカー集団がF1公式サイトにサイバー攻撃を仕掛けた。

国際ハッカー集団「アノニマス」は20日(金)、F1公式サイトをサイバー攻撃して一時ダウンさせた。F1の最高責任者バーニー・エクレストンを「邪悪」と非難し、今週バーレーンGPが続行された場合は「最悪の混乱」を引き起こすと脅迫している。『Reuters(ロイター通信)』によると、アノニマスは過去にも「人権に対する圧力への抗議」として金融機関や政府系サイトに攻撃をしかけているようだ。

「(チームの)コンピューター・サーバーが攻撃されたら、レース開催が阻止されることもあり得る」と『Daily Express(デイリー・エクスプレス)』紙が伝えている。

アノニマスは、ほかのF1専門サイトも攻撃して強制的に声明を掲載した。声明では、バーレーンの「人権に対する状況」にもかかわらず、F1がバーレーン政府を支持していると非難し、F1は「罰されるべき」としている。

この日はもともとチーム代表らによる公式会見が行われることになっていたが、それも気まずいものとなった。しかしチーム代表らは、レースを続行するという主催者側の決断を支持すると述べた。

「われわれはレースチームなんだ」とマクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは述べた。「われわれは自動車レースをするためにここにいる。それがわれわれの最優先事項だ」

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