2013年から開催予定のニューヨーク市街地でのF1レースが、1年遅れるかもしれないとしたF1最高権力者バーニー・エクレストンの発言に対し、主催者側が反論している。
ニューヨーク近郊のニュージャージーでは、2013年からF1の市街地レースが開催される予定になっており、最近にはピットの建設が進んでいることが伝えられていた。
しかしエクレストンは今週、『BBC』へ「ニューヨークは2013年かもしれない。2013年か2014年のどちらかという問題だ」と話している。
この驚きのニュースは、現在バーレーンGPの安全問題で非難を受けているエクレストンが、注意をそらすために利用したものだとの意見もある。
実際、レース主催者のスポークスマン、スティーブン・シグムンドは、エクレストンの発言に驚きを隠せない。
「根も葉もない話だ。レースは予定通り2013年に開催される」とのシグムンドの発言を『NJBiz(ニュージャージービズ)』が伝えている。
レースは主にローズランド・プロパティ社が所有する、ポート・インペリアル開発地区で行われる。
ローズランド・プロパティの共同経営者カール・ゴールドバーグは「レース開催地の主たる所有者として、2013年の開催に向けて今後も計画の準備を続けていく」と発言した。