昨年にセルジオ・ペレス(ザウバー)が高速でクラッシュしたことを受け、F1モナコGPがコース改修を行った。
ペレスは昨年、自身のモナコGPデビューを間近に控えた予選の際、モナコで最高速が出るトンネルの出口でクルマのコントロールを失い、シケインのバリアに激突して脳震盪(のうしんとう)を起こした。
そしてペレスはモナコGPの決勝を欠場。また、次戦のカナダGPも欠場することになった。その後ペレスは、モナコで受けたダメージが完治したのは、シーズンがほとんど終わりかけたころであったと明かしている。
今年は5月27日(日)に決勝を迎えるモナコGPの主催者は、ペレスがクラッシュしたシケイン手前の路面にあるデコボコを改修したと発表。また、『Marca(マルカ)』によると、ペレスがクラッシュした壁は昨年よりも15メートル後方へ移動したようだ。