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F1第3戦中国GP予選、詳細レポート

2012年04月14日(土)16:36 pm

2012年F1第3戦中国GPが4月14日(土)、上海インターナショナル・サーキット(1周/5.451km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間15時)から行われた予選で、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がF1で初のポールポジションを獲得した。

セッション開始時の天候は曇り、気温21℃、路面温度は25℃。予選Q1は20分間で戦われ、18番手から24番手のドライバーがここで脱落する。全員が1回目のタイム計測を終えた段階では、マーク・ウェバー(レッドブル)がトップ。ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)と、ケーターハム勢、HRT勢、マルシャ勢が脱落する順位にいる。また、フェリペ・マッサ(フェラーリ)は16番手になっており、ソフト側のタイヤを装着して2回目の走行に向かった。

Q1の終盤にはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)らもソフト側タイヤを装着。最終的には、セルジオ・ペレス(ザウバー)がトップになった。ペレスもソフト側タイヤを装着したが、小林可夢偉(ザウバー)はソフト側タイヤを使わずにQ2進出を果たしている。Q1で予選を終えた18番手から24番手は以下のとおり。

18番手ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)、19番手ヘイキ・コバライネン(ケーターハム)、20番手ビタリー・ペトロフ(ケーターハム)、21番手ティモ・グロック(マルシャ)、22番手シャルル・ピック(マルシャ)、23番手ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)、24番手ナレイン・カーティケヤン(HRT)。

予選Q1のトップ5は、セルジオ・ペレス(ザウバー)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ロメ・グロジャン(ロータス)、パストール・マルドナード(ウィリアムズ)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)だった。

予選Q2は15分間の戦いになり、11番手から17番手のドライバーがここで予選を終える。グロジャン以外の全員が1回目のタイム計測を終えた段階では、ロズベルグがトップ。ウィリアムズ勢とフォース・インディア勢、ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)、マッサ、タイムを出していないグロジャンが脱落する順位にいる。

その後、グロジャンはコースインしたもののタイムを出さずにピットへ戻ってしまった。そして、残り数分になったところで再びコースイン。グロジャンがセッション終了直前にタイムを出すと、これでベッテルが11番手に落ちてしまい、ベッテルはQ3進出を逃した。ザウバー勢は、2台そろってQ3進出を果たしている。Q2で予選を終えた11番手から17番手は以下のとおり。

11番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、12番手フェリペ・マッサ(フェラーリ)、13番手パストール・マルドナード(ウィリアムズ)、14番手ブルーノ・セナ(ウィリアムズ)、15番手ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、16番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、17番手ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)。

予選Q2のトップ5は、マーク・ウェバー(レッドブル)、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)、セルジオ・ペレス(ザウバー)、小林可夢偉(ザウバー)だった。

予選Q3は10分間で戦われ、ここでポールポジションが決まる。セッション序盤からタイム計測を行ったロズベルグは、1回目の走行でトップタイムを記録。この時点ではハミルトンが2番手につけているが、ハミルトンとロズベルグのタイム差はコンマ5秒という大きなものになっている。

結局、誰もロズベルグのタイムを破れず、そのままロズベルグがF1で初のポールポジションを獲得。メルセデスAMGにとっても初のポールポジション獲得となった。また、可夢偉はセッション終了直前にタイムを更新し、自己最高となる4番手で予選を終えた。しかし、予選2番手のハミルトンはギアボックス交換によるグリッド降格が決まっているため、可夢偉は3番手からスタートすることになる。チームメートのペレスは8番手で予選を終えた。Q3の結果は以下のとおり。

1番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、2番手ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、3番手ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)、4番手小林可夢偉(ザウバー)、5番手キミ・ライコネン(ロータス)、6番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、7番手マーク・ウェバー(レッドブル)、8番手セルジオ・ペレス(ザウバー)、9番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、10番手ロメ・グロジャン(ロータス)。

【結果】F1第3戦中国GP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第3戦中国GP予選の結果

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