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ヒュルケンベルグがフォーミュラE転向のうわさにコメント「F1にとどまる自信はある」

2019年08月09日(金)19:11 pm

ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)が、自分はまだフォーミュラEへ転向することなど考えていないと主張した。

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F1も夏休みを迎え、これからドライバーの移籍に関する情報がさらに大きく飛び交う“シリーシーズン”本番を迎えることになる。

最近のうわさでは、ロマン・グロージャンが今季いっぱいでハースのシートを失うことになる可能性が高いと言われており、もしそうなった場合、グロージャンはすでにオファーが届いているフォーミュラEに転向することになるだろうと推測されている。

グロージャン同様、来季以降のシート確保が不透明な状況となっているのがルノーのヒュルケンベルグだ。表彰台に上ったことがないドライバーとしての最多出走記録を更新中のヒュルケンベルグだが、雨となった母国ドイツでのレースでその記録に終止符を打つ最大のチャンスを得たものの痛恨のクラッシュを演じてリタイアに終わるなど、今季は苦しいレースが続いている。

ルノーでは現在メルセデスのリザーブドライバーを務めているエステバン・オコンの獲得を視野に入れているともうわさされており、そうなった場合にはヒュルケンベルグがシートを失うことになる。

今年でルノーとの3年契約が満期を迎えるヒュルケンベルグは、来季に向けて次のように語った。

「それはもちろん、どういうチャンスを手にすることができるか次第だよ。だけど、今のところはF1にしか興味はないんだ」

ヒュルケンベルグに関しては、もしルノーのシートを失うことになれば、ポルシェのフォーミュラEチームに加わることになるのではないかとうわさされている。

ヒュルケンベルグは2015年にポルシェ・チームからル・マン24時間レースに初挑戦し、初勝利を飾ったという経緯があるだけに、当然ポルシェとの間に太いパイプがあるのは間違いないだろう。

その一方で、もしグロージャンがハースのシートを失うことになれば、その後任としてヒュルケンベルグがハースに迎えられるチャンスもあるだろうとも言われている。

「F1では常にそういううわさがささやかれるものだよ」

そう語った31歳のヒュルケンベルグは次のように付け加えた。

「僕にはまだF1にとどまることができるという強い自信がある。先週以降、変わったことはそれほどないよ」

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