マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、シーズン中にチームを離れるかもしれないと元F1ドライバーのマーク・ウェバーが話している。
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ウェバーは現役時代からアロンソと親しくしている。アロンソはマクラーレン・ホンダで3年目を迎えているが、今のところポイント圏内にも届かない状況だ。
■アロンソは「シーズン末までやりそうにない」
F1開幕戦オーストラリアGPで、ウェバーはベルギーの『Sporza(スポルザ)』に次のように語った。
「アロンソはチームにとどまらないかもしれない」
「ストフェル(バンドーン/マクラーレン)は、もうすぐ新しいチームメートを迎えることになるかもしれないよ」
「アロンソがシーズン末までやりそうにない状況になりつつあるのが見て取れるんだ。彼はすごくいらだっている」
「フェルナンドは6位や7位になるためにやっているんじゃない。ポイント獲得なんかに興味はないんだ。彼がやりたいのは、表彰台をかけて戦うことだ」
■バンドーンはあせる必要がない
一方、今年から正ドライバーに昇格したバンドーンに関しては、「ああした才能がF1には必要だ」とウェバーは高く評価している。
バンドーンの状況は、アロンソとはまったく違うとウェバーは話す。
「クルマもチームも競争力は高くないけれど、ストフェルならいつかやれる。こういう時期があってもいい」
「1年目にはF1について学ぶ。それを彼はスポットライトを浴びずにやれるんだ。誰もがチームやホンダに注目しているからね」
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